札幌が誇る伝説の音楽ライター「大槻正志」様からの『hitomk Tribute Show』ライブレポート掲載!!
2022/06/05
故人との、新しいつながりの始まり、だった。
22日(日)、ライブハウス PLANTにて【hitomk Tribute Show】を。
「ヒトミィク」こと倉本ひとみさんの一周忌に合わせた追悼のライブだったから、「観に行った」というより「参加した」というのが正しいような心持ちだ。
倉本ひとみさんを偲んで参加した出演者は以下の通り、の大人数。
ヒトミィクプロジェクト ( 伊藤アキトモ / 平谷庄至 / 沼田恵三 / ホリエアキラ / 広本葉子 / 野呂孝一 / 浜崎なおこ / Yan-G / yanz / 嘉多山信 / 久保田陽子)
P-TRACK /ソウル・サバイバーズ /
m.c.A・T /シェッタガーリアの小舟 /NONSECT / 久保田陽子ユニットw /吉田はじめ ・ 井上大介 /yanz /浜崎なおこ /Han-na
急遽椅子が追加で並べられる程、ホール内にも多数の方々が詰めかけ、ヒトミィクの【愛され度】が分かる。
出演者と参加者が一体となって、ここは1980年代後半から1990年代のサッポロ・ロックシーンの【同窓会】だ。
あちらこちらから「お久しぶり〜」の声がする。
皆さん満遍なく30才歳を重ね、それなりに太ったり痩せたり、その上マスク姿で、更には記憶のキャパシティも残量が減ってきたお年頃だから…挨拶をしても「誰だったっけ?」はお互い様でしょーがないw。
だけど、話す人たちの間には、必ず【倉本ひとみさん】が存在してて…そんな温かい夜だ。
ヒトミィクとの思い出を語りながらステージに立つ人たちは、今も現役で歌いプレイする人もいれば、20年振りに歌います、という人もいる。
しかしまあ、声の張りはどうだよ。素晴らしい歌声じゃないか!
楽器の方はどうだよ?テクニックは一級品のまま錆びついちゃいないじゃねーか!
アホみたいな感想だが『皆んな上手いなぁ〜』だ。
これだけの数の出演者だから、押すかと思えば巻いて進行してるのは、札幌での『ステージ転換の第一人者・坂谷』が仕切っているからだが、彼と話す。
「この時代は、本当に上手い人しかデビュー出来なかったんだなぁ」と。
「今のように、PAもモニターもマイクも、全部が用意され準備されてる時代じゃないから、声量がないと歌は届かなかったし、テクがないとバカにされただろうなぁ」と。
「音楽に費やした時間と覚悟が違ったんだろうなぁ」と。
ご出演の皆さま、皆さんは今も『超』の付く【一級品】でございました。
この夜、ステージには間違いなく、倉本ひとみさんが居た。誰もそれは疑っていない。
人は誰しも必ずいつか、死ぬ。
【ヒトミィク】として最後を情熱の限りに駆け抜け、ロックシンガーとして生き抜いた【倉本ひとみさん】はまことにアッパレな生き方だった…羨ましいほどの貫き方の…お見事なオンナだった!…と、万雷の拍手と共に。
最後に、ここまでのご準備をなされ率いた『ヒトミィク プロジェクト』の#伊藤昭友さんに最大の謝意を表します。
大槻正志
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